「結婚式の料理」と聞いて、何を連想するだろう。「変わりばえしない」「どこでも同じ」。もし、そんな言葉が頭をよぎったら、ぜひ、私たちが提案するブライダル料理を味わってほしい。私たちが饗する「シェフやパティシエと共につくりあげるフルオーダースタイル」のブライダル料理には、決して譲ることのできない「こだわり」がある。大切なゲストをもてなすおふたりに対する責任がある。ブライダル料理に込めた私たちの熱い想いを、あなたにも知っていただきたい。
シェフの卓越した技と厳選された最高級の食材の融合が、料理のクオリティーを最も高めるのは、ある意味当然のこと。そのどちらかが欠けても、高い完成度は維持できない。シェフ自ら妥協することなく選び抜いた旬の食材や有機野菜、地元ならではの自慢の逸品を惜しげもなく使い、おいしさと共に目にも鮮やかに仕上げられる料理の数々。味にうるさいゲストや遠方からいらしたゲストに好評なのもうなづける。
いくら時代が便利になっても、手間と時間をかけなくては人に感動を与えることのできない料理。だからこそ私たちは「手づくり」にこだわる。シェフやパティシエとの綿密な打ち合わせから始まったおふたりだけのパーティー料理づくりがスタートするのは、晴れの日の4日前の自家製フォンドボーやブイヨンの仕込み作業から。化学調味料を一切使用せず、一品一品おいしく美しく、そしてヘルシーに仕上げられる料理は、手づくりならではのあたたかさをまとってテーブルに運ばれる。
「たかがパン」と侮るなかれ。そう、パンのようなシンプルな「料理」にこそ、シェフのこだわりは凝縮されている。おふたりのパーティーに、さりげなくサーブされパン。実は厳選した小麦粉や米粉を使い、パーティーが始まる数分前に焼き上がったばかりの自家製の手づくり。ほうれん草やかぼちゃを練り込んだタイプやバケットなどのリクエストにも応えてくれる。ふかふか、もちもちの「ここでしか味わえないおいしさ」はゲストの皆さんに喜ばれること間違いない。
私たちが饗する料理を一言で表現するなら、「フレンチ・ジャポネ」がふさわしい。季節感や鮮やかな色彩といった「日本料理のエッセンス」を活かしながら、スタイリッシュなフランス料理の表現方法と融合させた斬新な一皿は、新鮮な驚きを伴ってゲストにサーブされる。その味わいはあくまで優しく、ヘルシー。世代を超えて、必ずやご満足いただけることだろう。
これまで、意外におざなりにされてきたお子様向けのメニューに、細心のこだわりと心配りをプラス。例えばサラダに使われる野菜は、安心・安全を考えた有機野菜。よく見るとハンバーグやコロッケに大きさ・かたちのばらつきがあるが、これぞまさしく手づくりの証でもあるのだ。おいしさは当然、安全性と健康にこだわり抜いた「お子様メニュー」は、ある意味、すべての料理の中で最も気を使う料理とシェフは言い切る。
ブライダル料理に対して「変わりばえのなさ」といったイメージのもとになるのは、やはりメニュー構成の中の「季節感の欠如」によるのではないか。季節ごとに、その時期に一番おいしい「旬の食材」がある日本。その「旬」を取り入れ、表現することで、格段にアップする料理。さらに「フレンチ・ジャポネスタイル」にアレンジされることで、他にはない「忘れられない一皿」として記憶に刻み込まれる。