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引出物・プチギフト

披露宴においてはお料理と同様に、ゲストへのおもてなしとして、引出物も重要なアイテムとなります。

目次
・「引出物」の起源
・結納の引出物
・結納の引出物の渡し方

●「引出物」の起源

・結婚式のゲストとして来館された方に、引出物をお渡しするのが一般的です。なぜ「引出物」が必要なのか、由来から説明致します。

♢引出物の由来

平安時代、武士にとって馬は欠かせない存在であり、財産としての価値を持つ馬を贈ることは、相手に最高にの敬意を示す行為と考えられていました。

その馬を大切な客人が帰る際に庭先に引き出して送った慣わしから「引出物」という言葉が生まれたと言われています。

結納の引出物

今の時代は、省略されることもある「結納の儀」。結納の際に贈られる引出物について紹介致します。

♢女性側が男性側へ渡すお礼

結納は、婚約式などと位置づけられます。

一般的には男性側が女性側の自宅へ出向き、結納を交わし、婚約が成立した際に、来訪のお礼として渡す品物が「引出物」です。

ただし、男性を婿に迎える場合は立場が逆になり、引出物は男性が準備することになります。

♢「引出物」と「手土産」の違い

男性側は招待されたことへの感謝の気持ちを示すために「手土産」を持参します。

一方、女性側は、自宅まで足を運んでくれた男性側に感謝の気持ちを示すため、 帰り際に渡す「引出物」を用意します。

引出物と手土産の違いは、男性側・女性側で用意する品物化によって区別されます。

結納の引出物の渡し方

結納を交わしたときに渡す引出物について、タイミングに迷わずスマートにお渡しできるようにご紹介致します。

♢引出物を手渡しするタイミング

引出物を手渡しするタイミングとして、結納を済ませたのち男性側が女性の自宅を出る直前に手渡しするとスマートです。

ホテルなどで行う結納式の場合にも、女性側が引出物を準備し、お渡しするのが一般的です。

その際は、席のお開き後に引出物を渡しましょう。

♢引出物の手渡しの仕方

引出物は、女性側のお父様から男性へ、もしくは男性側のお父様に手渡しをしましょう。

その際、「本日はお越しいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。」というような言葉と一緒にお渡しすると丁寧です。

男性側が遠方から来ている場合や、宿泊を伴う来訪の場合、引出物とともに「お車代」を渡すこともあります。

♢媒酌人(仲人)がいる場合

家柄の関係や、社内恋愛などで結ばれたカップルの場合、仲人を間に立てて婚姻の準備を進めることがあります。

媒酌人(仲人)を立てて結納式を行った場合にも仲人に対して引出物をお渡しする必要があります。

内容は、男性側にお渡しするものと同一のもので構いません。同じく風呂敷に包んでお渡しします。

両家の間を取り持ってくれる役目を果たす媒酌人夫妻に対しても、来訪のお礼を込めてお渡ししましょう。